新型コロナワクチン最新情報
11月18日2020年
ファイザーのワクチンの保存には-80℃の超低温冷凍庫が最適?
「新型コロナのワクチンの保存には-80℃の冷凍庫が必要?」
新型コロナウイルスのワクチンが複数候補が開発の最終段階を迎えているなか、ワクチンの保存や輸送には-60℃から-80℃というかなり低い温度での保存が必要なものがあるみたいです。
【令和2年11月現在】
弊社にも医療関係者の方からのお問い合わせが毎日のように頂きます。
NHKのNEWS WEBに記載されている記事を抜粋しておきます。
新型コロナウイルスのワクチンの保存
新型コロナウイルスのワクチンは、これまでとは異なる新たな方法で製造されるものがあり、アメリカの製薬大手ファイザーのワクチンは一定以上保存しようとすると、-60℃から80℃の冷凍保存が必要、またアメリカのモデルナのワクチンも-20℃での保存が必要とされています。
なぜここまでの低温での保存が必要なのか?
専門家によるとアメリカのファイザーのワクチンも、モデルナのワクチンにも『mRNA』という傷みやすい成分が入っており、適切な温度管理ができないと摂取しても効果が失われるおそれがあるという事です。
両社ともこれらの温度や保存期間は今後、開発が進むにつれて変わる可能性があるとしています。
このほかアメリカの製薬会社ジョンソンエンドジョンソンが開発中のワクチンはヒトに害がないように改変したウイルスを使っていますが、-20℃で2年間の保管が可能だと言われています。
アメリカでの温度管理の方法
アメリカでは完成したワクチンの品質を損なわない形でどのように病院などの現場に届けるのか、サプライチェーンの構築が急務となっています。
物流大手UPSは、全米各地にワクチンを輸送する戦略拠点となる巨大冷凍施設をケンタッキー州に建築しています。
施設には-80℃という低温でワクチンを保存できる冷凍庫を最大数百台設置してるそうです。
設置された冷凍庫は、電源を入れたあと一定の時間を置き、その後、-80℃まで温度がきちんと下がるか1台ずつチェックしているそうです。
アメリカでの輸送方法
アメリカの物流大手FedExも温度管理を目的とした小型センサーの開発も進めています。
2秒に1回、倉庫やトラックの中などの輸送過程にある通信機器と通信し、貴重な医療物資が盗まれないよう正確な位置情報も確認できるそうです。
配達中に高温にされされて使えなくなったりする被害を未然に防ぐことを目指したもので、ブルートゥースとよばれる通信機能が使われています。
日本にも環境整備が必要?
アメリカのファイザーが開発中のワクチンは、日本も6000万人分の供給を受け取る事で基本合意しています。
ワクチンの輸送にどの程度低温が必要なのか?
可能な保存期間などについてはまだデータがはっきりと分かっておらず、日本でもワクチンの取り扱いについて検討が進んでます。
厚生労働省は『ワクチンを必要とされる低温で保管できる設備が、現時点で日本国内に大量にあるとは考えにくい』としたうえで、『どう保管、管理していくかが検討が必要な課題の一つ』としています。
最近、弊社に-80℃の超低温冷凍庫の問い合わせが殺到しており、小さなタイプの超低温冷凍庫が売れているのはこのような理由があるみたいです。
商品ラインナップ
※こちらの商品はすべて「受注生産」のため、お届けまでお時間をいただく場合がございます。
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カノウ冷機社製
超低温フリーザー│DL-90s¥660,000→¥478,500(税込) -
カノウ冷機社製
超低温フリーザー│DL-140¥858,000→¥599,500(税込) -
カノウ冷機社製
超低温フリーザー│DL-230¥968,000→¥696,300(税込) -
カノウ冷機社製
超低温フリーザー│DL-300¥1,144,000→¥809,600税込 -
カノウ冷機社製
超低温フリーザー│DL-400¥1,276,000→¥921,800税込